2014-05-25 武川町、峡北地方の明治大正時代の俳諧人(武川村誌 昭和61年) 武川町周辺ガイド #山梨県 武川町、峡北地方の明治大正時代の俳諧人(武川村誌 昭和61年) 明治に入ると当然維新の変転があったであろうけれど、なお俳諧は流行を続けている。 明治の初年俳諧で峡北の天地に燦爛たる光彩を放った人たちは、 塚原幾秋、 塚原雲鳳、 石原嵩山、 小野松渓、 広島南里、 有泉措斎、 輿石守郷、 山本閑湖、 金井志雪、 宮沢随斎 などであった。 中でも本村の俳諧を盛んならしめたのは何といっても塚原甫秋、幾秋、雲鳳、四秋であろう。 下教来石の人で、俳家四代を継承した家柄である。 特に幾秋は俳諸宗匠として「大桜集」を発刊した人である。