2014-05-25 武川町、明治時代の和歌 野本央氏「百花園」所収 武川町周辺ガイド #短歌 武川町、明治時代の和歌・漢詩 野本央氏「百花園」 明治三十一年(一八九八)甲府の佐野適正が編集発行したもので前輯上下・後輯上下 書画、俳語、和歌、漢詩を集録 武川村関係者の和歌(一部白州町)が次のとおり記されている。 駒城村 (柳沢)野本央 寄桜恋 八重桜はのかに夫れと見てしょり 恋てふ文字に胸焦がしけり 恋 我か恋は富士の高嶺の雪なれや 積り積りて消ゆるときなき 賀出産 たつも釆ていつれなかしと比ふらん 千代をしめたる松の操子 賀結婿 あひおいに妹背の中を祝ふても 千代よふ声の高砂の山