○白州町 とりはら・鳥原(昭和59年 「角川日本地名大辞典」による)

○白州町 とりはら・鳥原(昭和59年 「角川日本地名大辞典」による)
町の北部。北境の流川、南境の神宮川がそれぞれ東端を流れる釜無川に東流し,西部は駒ケ岳山麓で山林、東部は水田・畑作地。山麓緩斜面。集落は釜無川に沿う東端にあり,国道20号が縦断し,韮崎市へのバス便は114回。町総合グラウンド・公民館鳥原分館・県営住宅・曹洞宗福昌寺・諏訪神社・往大神社・石尊神社がある。町文化財の石尊神社の本殿は文禄3年の再建で1諏訪の立川流の大工によると伝える.産物は米・麦芽からウイスキーの原酒を製造するサントリー白州ディスティラリーがあり、単一のディスティラリーとしては世界最大の規模で森林公園工場となっている。私営の山菜ミニ農場は4haの農地にタラの木4万本を栽培し,観光農業の推進を図る。