白州町水害の歴史

白州町水害の歴史
白州町は昔からその急峻な地勢と、もろい地質によって、昔から水害は宿命となっている。町を流れる釜無川、尾白川、その他の河川も標高二〇〇〇メートル~三〇〇〇メートルに源を発し、その高度に比較して流下する距離が非常に短かく、その流れは激流となり山腹を縦横に浸食し、鉄砲水となって山地で被害を起こし、多量の土石を流下する。本町の河川は東の方向にすべて流れ盆地に向っている。「あばれ川」を支流にもつ釜無川は、時にとてつもない水害をもたらしたのである。 【参考資料 「白州町誌」「山梨県水害史」】