2019-05-20から1日間の記事一覧

関東大震災記(山梨の記録一部掲載) 貴重な記録

関東大震災記(山梨の記録一部掲載) 貴重な記録 村松昌氏著『伊那』1985,6月号(一部加筆) 私は偶然、大正十二年九月一日、現在の太田区大森で和洋紙販売を営んでいた今村勝氏の妻が姉で、女中さんに行く娘を連れて自宅を午前四時頃出発した。堀割坂…

  甲斐古代が見える年表

甲斐古代が見える年表 甲斐を治めた官人と甲斐源氏&甲斐勅使牧 《註》参考資料、山梨県史他 …詳細は『国書』・『山梨県史』・『各市町村誌』の各編を参照… ○雄略13年(469)9月【『日本書記』】 …木工猪名部眞根の死罪を赦す勅使が甲斐の黒駒に騎り馳…

挑戦を攻めた日本 豊臣秀吉

甲府城2 甲府城1

〔芭蕉、水道工事関与・宗匠〕

〔芭蕉、水道工事関与・宗匠〕 芭蕉が江戸神田上水の工事に関係していたというのは、この頃から延宝八年までの四年問と思われる。一方既に俳諮の宗匠となっていたらしく、その披露の万句興行もし、延宝六年正月には、宗匠として歳且帳も出したらしい。延宝八…

〔芭蕉の生涯 芭蕉の生たち〕

〔芭蕉の生涯 芭蕉の生たち〕 芭蕉は寛永二十一年(1644)甲申の年に生れた。西鶴より二つ年下、近松より九才年長ということになる。もっとも、これは残年などから逆算して知り得ることで、したがって生れた月日はわからない。この年は十二月二十三日に改…

奈良田(現,早川町) 「奈良王の舊蹟」

奈良田(現,早川町) 「奈良王の舊蹟」 『甲斐国志』 巻之五十一 古蹟部第十四 本村は深山幽僻ニシテ種植に宜しからす、田租徭役免許の古印章等を蔵む。里人奇異を傳へて相誇る昔時某帝此所に遷幸あり。是を「奈良王」と称す。皇居たる故を以て十里四方萬世…